書籍紹介「コロナワクチン失敗の本質」宮沢孝幸 鳥集徹 共著 

書籍紹介「コロナワクチン失敗の本質」
宮沢孝幸 鳥集徹 共著 ISBN978-4-299-03137-2

当初から、ワクチンの安全性と有効性を慎重に見極めるべきだと警鐘を鳴らしてきた著者二人が、このワクチンの正体とコロナ騒動の不可解な部分に迫る。

(1)変異していないヒトコロナウィルスでも感染後時間が経てば、何度でもかかるのはウィルス研究者にとっては常識です。

(2)そもそも、呼吸器感染症を引き起こすウィルスの感染を予防する主役の抗体は、血中に出てくるIgMやIgGではなく、目、鼻、上気道、腸管などの粘膜に出てくる二量体のIgAです。

(3)また、今回のウィルスは血中にほとんど存在しないので、血中の抗体を上げてもあまり意味がない。だから、採血ではなく綿棒によるPCR検査をしている。

(4)さらに、ウィルスの防御は、液性免疫の抗体ではなく、細胞性免疫あるいは、ひょっとすると自然免疫がメインと考えられる。

(5)中和抗体以外の抗体を作りすぎると、マクロファージなどの免疫細胞に感染し、ADE(抗体依存性感染増強)が起こり、逆効果になる。

(6)PCR検査で陰性になっても、約3・8%の人はウィルスが腸内で持続感染をしているので、感染診断後7ヶ月でも便中にRNAが検出される(ゼロコロナは幻想)。

(7)ワクチンによるスパイクタンパク質が原因で、心筋梗塞、脳卒中、心筋炎などが起こっていると考えられる(超過死亡者の原因か?)。

(8)もし、ワクチン接種前に、既にコロナウィルスに感染していると、メモリーT細胞が、スパイクタンパク質を作る細胞を攻撃し死滅させる。

(9)mRNAは体内でも短時間で分解されるか不明。4ヶ月以上も体内にmRNA由来のタンパク質が残存しているという論文も出ている。

(10)ワクチン推進側の人はLNP(脂質ナノ粒子)は、脂質なので血中に入らないと主張するが、漏れて相当数は血中に入っているはずである。

(11)ワクチンによる免疫反応の混乱(ex.免疫抑制による帯状疱疹発症の増加)は、一時的なもので終わればよいが、数ヶ月、数年、ひょっとすると戻らない事もありうる。

本書は、以上のワクチンの正体のみならず、医薬品をめぐるアカデミズムの利益相反(製薬会社との癒着)の問題、マスクや消毒薬といった感染対策の限界など多岐に及んでいます。

「危ない」「防げない」はわかっていた!!

2022年10月6日 8:52  カテゴリー:書籍紹介

書籍紹介「病院に行かない生き方」池田清彦 著 

書籍紹介「病院に行かない生き方」
池田清彦 著 ISBN978-4-569-85163-1

医療の進歩によって、かつては不治の病といわれたものも治る様になった。著者が子どもの頃は、白血病と診断されたらまず助からなかった。今は、抗がん剤や骨髄移植によって、命が助かる人も多くなった。しかし、老化に伴う体の不調は治療をすれば治るといったものではない。老化は高等動物の個体の宿命で、現在の科学技術ではこれを防ぐ事は不可能だし、将来可能になるとも思えない。しかし、若い時に病気になって治療をして治ったという成功体験をもつ多くの人は、今の不調も医者に行けば治ると思う事が多いらしく、コロナ禍の前までは、内科や整形外科の病院の待合室は高齢者でいっぱいだった。

あるいは、毎年健康診断を受けて、自分の体をチェックしておけば早期発見・早期治療が可能だと、律儀に定期健診を受ける人も多い。欧米では、自社の従業員に健康診断を受けさせる事を、企業に義務づけてはいない。これは、健康診断を受けても受けなくても死亡率に差がないデータがあるからだと思う。

健康診断では“平均値”が用いられるが、「平均から外れている」こと自体は、統計上の「客観的事実」だが、健康か病気かの絶対的な基準なんてものは存在しない。その方面の権威とされる団体(学会など)が「この辺から先は病気って事にしよう」と恣意的に決めたものを「基準」という事にしているだけである。人間ドックで全ての項目が異常なしである人の割合は、つまり、全てが「正常」な人は20人に1人くらいしか存在しません。

一方、野生動物は、病院にも行かなければ、薬も飲まないけれど、けっこう健康で暮らしていけるのは、自分の体の声を聞いて、無理な事はしないからだ。自分の体の専門家は、他でもない自分なのだという事を肝に銘じて生きていけば、老後はバラ色とは言えないまでも、それほど悲惨にもならないと思う。

死ぬまで自分らしく生きる!!

2022年9月15日 8:45  カテゴリー:書籍紹介

書籍紹介「生物はなぜ死ぬのか」小林武彦 著

書籍紹介「生物はなぜ死ぬのか」
小林武彦 著 ISBN978-4-06-523217-0

加齢による肉体や心の変化は、やむを得ない事だとわかっていても、ポジティブに捉える事はなかなか難しいものです。老化は死へ一歩ずつ近づいてるサインであり、私たちにとって「死」は、絶対的な恐れるべきものとして存在しています。

そこで、こんな疑問が頭をよぎります。なぜ、私たちは死ななければならないのでしょうか?生物は、激しく変化する環境の中で存在し続けられる「もの」として、誕生し進化してきました。その生き残りの仕組みは、進化、つまり「変化と選択」です。変化は文字通り、変わりやすい事、つまり多様性を確保するように、プログラムされた「もの」である事です。その性質のおかげで、現在の私たちも含めた多種多様な生物にたどり着いたわけです。生き物が生まれるのは偶然ですが、死ぬのは必然なのです。壊れないと次ができません。これはまさに「ターンオーバー」(生まれ変わり)そのものです。

つまり、死は生命の連続性を維持する原動力なのです。「死」は絶対的な悪の存在ではなく、全生物にとって必要なものです。生物はミラクルが重なってこの地球に誕生し、多様化し、絶滅を繰り返して選択され、進化を遂げてきました。その流れの中でこの世に偶然にして生まれてきた私たちは、その奇跡的な命を次の世代へと繋ぐために死ぬのです。命のたすきを次に委ねて「利他的に死ぬ」というわけです。生きている間に子孫を残したか否かは関係ありません。生物の長い歴史を振り返れば、子を残さずに一生を終えた生物も数えきれないほど存在しています。地球全体で見れば、全ての生物は、ターンオーバーし、生と死が繰り返されて進化し続けています。生まれてきた以上、私たちは次の世代のために死ななければならないのです。

そして、最も重要な事は、その生-死を繰り返す事のできる舞台となる地球を、自らの手で壊す事がないように守っていく事です。そうすれば、また形を変えて生き物は再生する事ができます。

現代人を救う“新たな死生観”!!

2022年9月1日 8:41  カテゴリー:書籍紹介

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