書籍紹介「薬が人を殺している」 内海 聡 著
薬が人を殺している
内海 聡 著 ISBN978-4-8019-0224-4
すべての薬に価値がないというわけではありません。一定の条件下においては絶大な力を発揮するということもありますし、対症療法的な使用にまったく意味がないとまではいえません。その絶大な力を発揮するタイミングが救急治療だということです。例えば、強心薬は平時に打てば猛毒で人は死にかねません。しかし、心臓が止まった時には蘇生させるための強力な薬になります。しかし、現実的に西洋医学で使われている多くの薬は、時には毒、時には薬ということではなく、全く効かないものや意味のないものがあります。そのような薬をありがたがって使用している人がたくさんいる、だからこそ日本は治らない患者さんばかりであり、医療費が増大しているということなのです。その数ある薬の中でも以下の3つの薬は、あらゆる薬の中で特に危険で、なおかつ医原病の大きな原因になっていると考えられるもので、著者は個人的にこの3つの薬のことを大いなる皮肉をこめて3つの聖水と呼んでいます。
(1)ワクチン
・ワクチンを接種した子どものぜんそく罹患率 →120%増
・ワクチンを接種した子どものADHD罹患率 →317%増
(2)精神薬
・麻薬と成分がそっくりな抗うつ薬で抗うつ薬中毒
・睡眠薬キャンペーンで自殺者増加
(3)抗ガン剤
・アメリカ国立ガン研究所所長が議会で「抗ガン剤は無力」と証言
・99%の医師は、自分がガンになったときに抗ガン剤治療はしない
以上のように、一般的に「効く」と信じて飲まれている薬の多くは効果がないどころか危険な副作用で健康を損なうものばかりである。
気鋭の内科医が知られていない薬の危険な真実を解き明かす!!
2015年7月2日 9:15 カテゴリー:書籍紹介