書籍紹介「クスリに殺されない47の心得」 近藤 誠 著
クスリに殺されない47の心得
近藤 誠 著 ISBN978-4-7762-0852-5
無農薬野菜にこだわるのに、自分の体はどっぷりクスリ漬け。添加物にはぞっとするのに、クスリが「添加物のかたまり」とは気づかない。「クスリは体にいい」「病気を治してくれる」と信じている人がとても多い。じつは、クスリの9割に病気を治す力はなく、症状をしばらくうやむやにするだけです。体がちょっとでもラクになるならそれでOK!でも、クスリには必ず副作用があり、年をとるほど、クスリの毒が体にたまりやすくなる。
身の回りで「あっちが痛い、こっちもつらい」と言っている人に、聞いてみて下さい。クスリのを山ほど飲んでいるはずです。クスリを飲めば飲むほど、痛みやつらさがひどくなります。心の緊張からくる不調は、もと(原因)を断たない限り、いくらクスリを飲んでも治らない。
他にも、花粉症、お腹をこわしやすい、ひざが痛むなど、著者自身も人並みにいろいろ抱えていますが「みんなにある」「ほっときゃ治る」「老化現象」と気にしない。
クスリが必要なケースは、2つしかないと著者は考えています。
(1)心筋梗塞などの命にかかわる症状がある場合
(2)そのクスリを飲んだことで、飲む前より明らかに健康状態がよくなっている場合
他の、風邪や日常的な不調をなだめるクスリ、自覚症状もないのに検査で「異常」と言われて処方されたクスリや、かたまりを作る固形がんへの抗がん剤は、体に有害です。また、やめても薬効はしばらく続き、急激な症状は起きません。もっと自分の体を信じ、体の声をよく聞きましょう。クスリから自由になって、元気に長生きするための心得が本書で伝えられています。
クスリを飲む前に、必ず本書を読んで下さい!!
2015年6月4日 8:51 カテゴリー:書籍紹介