書籍紹介「信じてはいけない医者 飲んではいけない薬 やってはいけない健康法」 岡田正彦 著
信じてはいけない医者 飲んではいけない薬 やってはいけない健康法
岡田正彦 著 ISBN978-4-86255-262-4
医学の究極の目的は、検査値を改善することではなく、寿命を延ばすこと!!
現在、世の中にはたくさんの情報があふれていて、何が正しくて、何が間違っているかを見極めることが、大変難しくなっています。統計データを利用した巧妙なごまかしのテクニックが横行していて、だまされないようにするのは至難の業です。
私たちで出来ることは情報を鵜呑みにせず疑ってかかること!!
その情報の裏で金儲けをしているのは誰かを常に考えることです。
・研究者と企業の癒着 ・メディアと企業の癒着 ・政治家と企業の癒着 ・統計データの誤認や悪用 ・検査や治療をたくさん行わないと病院経営が成り立たない医療制度 などの「構造問題」はそう簡単には変わらないでしょう。しかし、「薬は飲みたくない」「原発は必要ない」と声を上げていくことが大事!!
本書では、巷にあふれている健康情報の見極め方や、医者や薬との上手なつき合い方、生活習慣病やがんを予防するために有効な方法を紹介し、以下のような間違いだらけの健康常識について分かりやすく解説されています。
・重症ではない糖尿病に薬は必要ない
・薬で血糖値を下げすぎると死亡率が高まる
・「認知症は薬を使った早期治療が効果的」に根拠なし
・ふくらはぎを揉んでも健康にいいとは限らない
・本当は危険な低炭水化物ダイエット
・がん検診や健康診断では寿命は延びない etc
以上の全ての情報は、大規模調査から得られた最新のエビデンスに基づいています。
医療と健康の常識はウソだらけ!!
2014年12月4日 8:57 カテゴリー:書籍紹介