書籍紹介「がんばらなくていいんだよ」 酒井雄哉 著
がんばらなくていいんだよ
酒井雄哉 著 ISBN978-4-569-81052-2
生きていれば、苦しみ悲しみ、怒りや悔しさを感じることがあると思うけど、それは心のバランスが崩れるような物の考え方をしているからなんだよ。物事というのは、考え方ひとつで、いかようにも捉え直すことができるんだからね。どんなときでも自分を信じて、心に余裕を持ちながら生きるためには普段から心の中心に自分を据えて、心のバランスをうまくとりながら自然に逆らわないような物の考え方をしていくことが大切なんだよ。
自分が中心にいないと、世の中や周りの人に惑わされてしまい、自分を見失ってしまうからね。そして、考えるだけでなく実践していくことが何よりも大切なんだ。実践を通して、少しずつ少しずつ身についてくるのが、本物の自身と余裕なんだよ。
(1)自然にそった生き方をする
自然に逆らわないというのは何事にも良いときがあれば、悪いときもあるから、そのときの流れに逆らわないということでもあるんだ。そして、自然には反動があるということを覚えておけば、いたずらに落ち込むこともなくなると思うよ。人間も自然の一部なんだからね。
(2)執着は悩みや問題の種となる
執着が強くなっていくと、思い通りにならなかったときの辛さはだんだんと増していく。生きるのが苦しいと感じる人は、みんないろんなことに執着がありすぎなんだよ。
(3)揺るぎない自信を育む
自信や信念は一朝一夕で築けるものではないから、日々の暮らしの中でいろんな経験を積みながら、できたことをひとつひとつ認めあげ、これを繰り返しているうちに、いつの間にか確固たる自信や信念が身についていると思うよ。
(4)余裕は自分で作り出すもの
頭の中に空間を作れば余裕や自由な発想が生まれるよ。
(5)自然に従い、安心して生きる心構え
人生には浮き沈みがあるが、そのときの状況によって、それぞれの流れが違うだけで、みんな同じように良くなったり悪くなったりしているんだ。
「現代の生き仏」が語る人生の極意!!
2014年4月3日 9:11 カテゴリー:書籍紹介