書籍紹介「人が病気になるたった2つの原因」安保 徹 著
人が病気になるたった2つの原因
安保 徹 著 ISBN978-4-06-216395-8
著者は専門である免疫学の分野を中心に、これまで様々な発見をし、そのたびに生命の世界の新しい扉が開かれてくるのを感じてきました。たとえば、読者の皆さんによく知られた発見としては」「白血球の自律神経支配の法則」があります。私たちの体を守る免疫細胞=白血球の働きが、体を無意識下でコントロールしている自律神経の働きと密接な関係を解き明かしたものですが、この法則を理解していく過程で著者は、ある単純なことに気づきました。
それは、病気のほとんどはストレスによって生じるということです。そして、喜ばしいことに、安保免疫理論で生き方を見直すことで、ガンなどの病気から脱却できた方や、健康に生きるコツをつかむことができたという方も少なくないようです。しかし、この数年、こうして発見してきた世界がすべてではない、この先にはさらに大きな世界が広がっていると感じるようになりました。
そして、いくつかの決定的な気づきを得ることで、これまでの理論を塗り替える声明の全容を、ようやくつかむことができました。著者が注目したのは、これまで重視してきた免疫や自律神経ではなく、活動エネルギーを生み出す細胞の働きです。
私たちは60兆ある細胞のなかに性質の異なる2つのエネルギー工場(酸素を使わない解糖系と酸素が必要なミトコンドリア系)をもっています。このエネルギー工場をうまく使い分けることで、人間はここまで進化してきたわけですが、実はこの細胞エネルギー系にこそ、人が病気になる決定的なカギが隠されていたのです。こうした点をふまえ人が病気になる原因を2つ(低体温と低酸素)に絞り、本書では様々な角度から解説しています。ストレスと呼んできたものをさらに具体化することで低体温と低酸素という2つの原因が浮かび上がりました。
100年の1度の大発見!!低体温と低酸素の体質を変えて健康長寿!
2013年10月31日 9:16 カテゴリー:書籍紹介