書籍紹介「本当に役立つ栄養学」佐藤成美 著

書籍紹介「本当に役立つ栄養学」
佐藤成美 著 ISBN978-4-06-528080-5

私たちの体を作っている、毎日口にする様々な食べ物。コーヒーや食物繊維、脂質など、かつて悪者扱い、もしくは取るに足らない物だった食べ物にも色々と良い働きがある事が、科学的にわかってきました。一方で、一見科学的根拠に基づいていそうなダイエット法や健康商品にも、体に良い作用がない物や摂りすぎると害になる物もあります。栄養素、体を作る成分、体の中の代謝という働きについて、正しく知って、病気や認知症予防、ダイエットのヒントにして下さい。ここでは、数例紹介します。

1.塩分不足も骨などに影響
汗や尿、便とともに放出されるナトリウムの量は食塩の摂取量に依存しており、ナトリウムの摂取量が少ないと、カルシウムやマグネシウムが体から失われます。

2.お酒はほどほどに
痛風の原因となる尿酸は、体内のプリン体が分解されてできます。体内で産生される尿酸の方が圧倒的に多いので、食べ物から摂取されるプリン体は以前ほど重視されていません。現在では肥満、高血圧、中性脂肪さらにはアルコールの摂取量の方が懸念されています。

3.酵素を摂ってもダイエットや健康には寄与しません
酵素は体内の細胞で必要に応じて合成される物で、体外から取り込んでも、タンパク質でできていますから、消化されて、活性は失われます。また、活性があったとしても作用する相手は決まっていますので体内で作用するとは限りません(酵素の基質特異性と作用特異性)。

4.コレステロールは体に悪いのか
コレステロールの多くは生体内で合成(80%)されかつ、バランス作用であるため、食事からのコレステロール(20%)は、ほとんど影響はありません。動脈硬化を予防するにはコレステロールよりも食事全体のエネルギーを減らす事が大事です。

健康でありたいのは誰もが願う事。でも健康は運動や生活習慣、ストレスなど様々な要因によって築かれるものです。体に良い食品を食べるだけで健康になる事はありません!!

2022年11月10日 8:54  カテゴリー:書籍紹介

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