書籍紹介「大丈夫か、新型ワクチン」岡田正彦 著
大丈夫か、新型ワクチン
岡田正彦 著 ISBN978-4-7634-0977-5
「反ワクチン主義者」でない著者が、新型コロナウィルスワクチンを安全に接種できるかどうかを判断するため、ファイザー社とモデルナ社のワクチンの基本技術を開発した2人の研究者、ワイズマンとカリコの両氏が発表した共著論文32編すべて読んでみました。
その結果、現段階では、とても安心してお勧めできる代物でないという結論に至りました。ファイザー社のmRNAワクチンは接種後に、高頻度で高熱、頭痛、筋肉痛、強い倦怠感などが起こり、まれではあっても一部の人にアナフィラキシーショックを生じさせ、呼吸困難や血圧低下をきたし死に至らせています。また、血小板減少症、心筋炎、心筋梗塞、腎臓病などを起こしたケースが論文でたくさん報告され、欧州や米国、イスラエルの当局は、一部の事例については「ワクチンと関係がある」と認めています。
一方、アストラゼネカ社のワクチンは、mRNAのかわりにDNAを用いていますが、運び屋ウィルス(アデノウイルス)が細胞内に入り込んだあと、「核」の中にまで侵入し、コロナのスパイクたんぱくの遺伝子をDNAに組み込む可能性が指摘されています。いずれのワクチンも、わずか数ヶ月で開発と製品化がなされ、長期的な安全性がまったく検証されていません。
では、なぜこの様な副作用が起こるのでしょうか。実は、最近の研究から、ワクチンによって再合成されるスパイクたんぱくに、かなり激しい性質がある事がわかってきました。スパイクたんぱくが、様々な細胞や酵素にある「糖鎖」を切断してしまうのです。
糖鎖の一番先端にある「シアル酸」という糖が、ものすごく重要な役割を果たし、強いマイナス電気を帯びていて、切断されると細胞やたんぱく質の性質が、ガラリと変わります。例えば、血小板の糖鎖の先端にあるシアル酸をスパイクたんぱくが切断すると、血小板表面の性質がガラリと変わり、免疫細胞にとって異物となり免疫システムによって破壊されます(自己免疫疾患)。同様の事が、心臓や腎臓、皮膚などでも起こっている様です。
数々の最新論文が明かす、これだけの根拠!!
2021年8月19日 8:46 カテゴリー:書籍紹介