書籍紹介「小児科医は自分の子どもに薬を飲ませない」鳥海佳代子 著
書籍紹介 小児科医は自分の子どもに薬を飲ませない
鳥海佳代子 著 ISBN978-4-8376-7246-3
本物の小児科医、つまり、子どもにとって本当に良いことを考えてくれる医師は全国にたくさんいます。
しかし、残念ながら、
・自らの利益しか考えない医者
・「小児科」と看板の一部に掲げながらも、小児医療の知識と経験が少ない医者
・人間として見ても変な医者
・自分の考えが絶対だと思い、それを患者さんに押しつける医者
などがいるのも事実です。
そこで、小児専門の著者が、何よりも大切なお子さんを守るために、親御さんに賢く、医者や医療機関を受診するタイミングを、飲ませる薬を、上手に選び取ってほしいと願って以下のような内容の本書を書きました。
(1)薬を使わないで済むなら使わない、使うときも必要最低限にする。特に、咳をやわらげる薬、痰を出しやすくする薬、抗生剤はできるだけ使用しない。
(2)発熱は体が、病原体と闘っているサインなので、生後6ケ月以上ならば症状が熱だけで、ご機嫌や哺乳の様子が普段とそれほど変わらなければ、すぐには受診しないで免疫の貯金を増やす。
(3)3歳までに多くの病原体と出会い、なるべく薬に頼らず、安易に医者にかからずに、それを乗り越えることが大切。そして、4歳を過ぎたら病院とは縁を切るつもりで育てましょう。
(4)親との感情の交流こそが一番の「薬」と考え、子どもと正面から向き合う姿勢、どっしりゆったり構える姿勢が大切です。
(5)ワクチンは接種しても、しなくてもリスクはあり「効けばラッキー」と考える。但し、麻疹風疹ワクチンだけは接種しましょう。
二児の母でもある、現役小児科医が本音で語る!
2017年3月16日 8:43 カテゴリー:書籍紹介