書籍紹介「目を温めると身体が自然によみがえる!」 森岡清史 著
目を温めると身体が自然によみがえる!
森岡清史 著 ISBN978-4-8014-0026-9
その「なんだかよくわからない不調」じつは“目”からきているかもしれません。私たちは一日中、スマホやパソコン、携帯ゲームなど光るものを見続け目を使い過ぎていつの間にか、レンズの役目をしている水晶体を厚くしたり、薄くしたりすることでピントを調整する目の筋肉「毛様体筋」をカチカチにしています。目のまわりの血流が悪くなり、目のまわりが冷えます。その状態では交感神経のスイッチもONのままになり、顔面から首の筋肉が緊張し、脳への血流が制限され、頭痛、肩こり、倦怠感、のぼせ、不眠などのあらゆる不調が引き起こされます。
長時間、近くのものを見続けると、眼球の位置を固定しているため、毛様体筋が固まり、遠くを見ても、毛様体筋の緊張が解けなくなり、すぐにピントを合わせられない“疲れ目”になります。この“疲れ目”の状態で、さらに近くのものばかり見続けているとだんだん毛様体筋が縮まったままになります。つまり、こわばった状態のまま固定されてしまい眼精疲労になります。目が休まらないと身体も休まらない。かといって使い過ぎてカチカチになった目は、なかなか自然には回復しません。
そこで、本書では特殊な素材で作られたアイマスクを使って目を「持続的」に「ゆっくり温め」こわばった目の筋肉の緊張をゆるめて、血行を良くし、身体の機能を内側から整えることを目的とした全身回復サポートを提案しています。さらに、目の温め効果をさらに上げるコツや目の疲れを取るツボと習慣についても説明しています。
なお、医療機器メーカーの山本化学工業(株)と著者が共同開発したバイオラバーアイマスクは付録として付いています。
2017年1月5日 8:44 カテゴリー:書籍紹介