書籍紹介「がんは治療か放置か究極対決」 近藤誠氏と林和彦氏の対談

がんは治療か放置か究極対決
近藤誠氏と林和彦氏の対談 ISBN978-4-620-32403-6

本書の第一部は『サンデー毎日』誌上にて都合三回にわたって掲載された、近藤誠医師と林和彦医師による「究極の激突対談」を誌上掲載時にカットされた部分も含め完全版としてまとめたものです。
周知のように、近藤誠医師はがんの三大治療(手術、抗がん剤、放射線)をはじめとして標準とされるがん治療(標準がん治療)に異を唱えてきた「孤高」の医師です。一方、林医師は東京女子医大病院のがんセンター長のほか、同病院内に自ら立ち上げた「化学療法・緩和ケア科」の診療部長・教授を務めるなど、がん治療の第一線で活躍しているがん治療医です。

第二部は「近藤誠医師に対する個別インタビュー」と「林医師に対する個別インタビュー」をまとめたものです。また、司会はジャーナリストであり大腸がん患者でもある森省歩氏が担当しました。

激突対談での両氏の主な相違点は以下の通りです。

(1)抗がん剤は延命か?縮命か?
近藤氏…わずかでも延びない、逆に短くなっている人もいる。
林氏…かつて一年と考えられた患者さんの余命は二年を超えてきている。

(2)がん検診は「受けるべき」か「避けるべき」か?
近藤氏…発見数増加は治療の必要のない早期がん。
林氏…胃がんの発見数が増えても死亡数が増えないのは治療の効果

(3)がんの「放置」は正論か?
近藤氏…「放置」の根拠を充分説明すると、ほとんどの方は「気がラクになりました」と言って帰れる。
林氏…「放置」を提案されると「突き放された」と思う患者さんもいるのでは。

両氏の白熱の論戦は、すべての日本人が「がんと向き合い歩んでいく」際の、かけがえのない羅針盤や灯台となるでしょう。

2016年12月1日 8:55  カテゴリー:書籍紹介

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