《夏期休業のお知らせ》
《夏期休業のお知らせ》
平素より格別のご愛顧を賜り、誠にありがとうございます。
誠に勝手ながら、弊社では下記の期間を夏期休業とさせていただきます。
【休業期間】2024年8月13日(火)~8月15日(木)
ネット・FAXでのご注文・お問い合わせは承っておりますが、
商品の発送・お問い合わせの返信は8月16日(金)より順次対応させていただきます。
皆様にはご不便をお掛けいたしますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
2024年7月22日 11:25 カテゴリー:お知らせ
書籍紹介「子どもを壊す食の闇」山田正彦 著
「子どもを壊す食の闇」
山田正彦 著 ISBN978-4-309-63161-5
Ⅰ 農薬大国
1.グリホサート(除草剤に含まれる主成分)…ラウンドアップなど
(1)発がん性があるとして世界49か国で禁止しているにもかかわらず、日本では使用や販売が続けられている。それどころか、グリホサートの残留基準を大幅にゆるめた(2017年:小麦、とうもろこし、そばなど)。
(2)市販されている小麦粉類、パン、及び学校給食のパンを調査した結果、グリホサートが検出された(農民連食品分析センター2018年~2020年)。
2.ネオニコ系農薬(殺虫剤)
(1)全世界でネオニコ系農薬の散布により、ミツバチの大量死で神経系に異常をきたすことが明らかになった。
(2)そこで、EU・韓国(2018年末)、イギリス(2017年末)、米国(2022年)も使用禁止。一方、残留基準値がゆるい日本はいまだに空中散布を続けている。
Ⅱ 食品添加物大国
1.ポストハーベスト
(1)日本では収穫後の農産物に農薬を撒くポストハーベスト農薬は認められていないが輸入する農産物は認めている。
(2)海外からの圧力に負けて日本で許可されている食品添加物の種類はこの20年間で急増し470品目あまりになっています。
2.食品添加物の表示制度の見直し
(1)消費者庁は2022年4月からガイドラインを変更し、「無添加」「◯◯不使用」等の表示は禁止し取り締まることにしました。
(2)ところが、2022年6月22日付けで「無添加の表示はなくなりません」と書いたチラシをウェブサイトにアップしました(消費者の選択する権利・知る権利に敗北)。
Ⅲ ゲノム編集食品
1.ギャバトマト
(1)日本では2021年9月より、ゲノム編集されたギャバという名のトマトがウェブサイトで販売されています。
(2)2018年EUの司法裁判所は、遺伝子組み換え作物と同様に規制すべきという判断を下し、EUではゲノム編集作物は販売されていません。
2.抗生物質が効かなくなる危険性
(1)ゲノム編集した細胞から作られた作物を食べると、抗生物質耐性遺伝子が腸内細菌に移行(遺伝子の水平伝達)し、抗生物質が効かなくなる危険性が生じる。
(2)ゲノム編集するためには、次の3つの物質を細胞核に入れる必要がある。
・標的となる遺伝子を切断するハサミの役割を果たす酵素(Cas9)
・Cas9を標的遺伝子に導くガイドRNAを作る遺伝子
・標的となる遺伝子の切断がうまくいったかどうかを示すマーカー(抗生物質耐性遺伝子)
以上の状況に変化を起こすキーとなるのは、学校給食の無償化・有機化です。現在、すでに約3割の市区町村で無償化は実現しています。
「子どもたちの健康は、社会の未来そのもの。学校給食を起点に日本の食を変える」
2024年7月18日 9:06 カテゴリー:書籍紹介
書籍紹介「医者という病」和田秀樹 著
「医者という病」
和田秀樹 著 ISBN978-4-594-09520-8
本書では、いろいろな医学の問題点を著者なりに提起しています。
具体的な問題点は以下の通りです。
第1章 専門医という病
専門外のことを知らないため、総合的に患者の体を診察できる医者がいなくなるという危機的な状況に陥っている。総合診療のきちんとした研修を受けていない医者は開業できなくする、公的な保険の適応外にするなどのシステムを模索すべき。
第2章 大学病院という病
大学病院は「教育」「臨床」「研究」という三つの役割があるため、普通の病院より「臨床」の質は劣ります。上下関係ばかり気にする人たちが多数派を形成し、偉い立場(教授)に立ち、医者をやっています。そして、既存の利権をもち不勉強な教授陣は、プライドがとてつもなく高く「新しい研究」や「自分達に都合の悪い研究」は認めようとはしません。
第3章 薬という病
高齢になると薬の過剰摂取は体に薬が蓄積し体調を崩すため量や飲むサイクルを調整する必要があります。しかし、日本で起こったほとんどの薬害では、製薬会社は訴えられても、内科医は訴えられていません。また、薬を多く使うと医者や病院は製薬会社から、研究費助成などの見返りがあり、大学の医学部は製薬会社に依存しないと研究室の維持ができません。
第4章 検査という病
日本の医療業界は、世界的に見ても「検査」や「検診」が過剰です。その中で、特に問題なのが「正常値主義」です。検査数値を「正常値に戻さないと危ない」という概念を医者が植え付けているため、健康診断で悪い数値が出ると必要以上に怯えて、自ら薬を積極的に飲もうとする患者さんが後を経ちません。本来、医者の役割は、自分の臨床試験を元に、その患者さんの個人差や状態を見極め、適切な「診療」を行うことです。
以上の他に第5章医学部という病、第6章医者という病および第7章医者に騙されず幸福な人生を送るためにが記されています。
患者が知らない"医療界の不都合な真実"
2024年7月4日 9:04 カテゴリー:書籍紹介