書籍紹介「視力を失わないためにできること」深作秀春 著
書籍紹介「視力を失わないためにできること」
深作秀春 著 ISBN978-4-07-431680-9
人間は、情報の9割が目から入るといわれています。新しい情報社会の時代では、私たちの目の機能がより重要になってくるのです。さらに、今や100歳の長寿の時代といえども、実は目の寿命は60~70年とずっと短いために、私たちは目の寿命を延ばす工夫が必要なのです。
そこで、本書は全ての方に、大切な目の真の情報を知ってもらうために、眼科の専門知識をどなたにも理解いただける様に、イラストや図を使って工夫しています。構成は以下の様に3部に分け、要点を説明しています。
(1)知っておきたい目と視力の基礎知識
目が不調になると暮らしの質を落とします。ですが、その原因やチェック法は案外知られていません。そこで、ここでは目の構造や働き、そして目の病気の早期発見と治療に結びつく基本的な知識を解説しています。
(2)目の健康に役立つ暮らし方
日々増えている目への負担を少しでも減らす事ができる生活習慣(目を良くする栄養や生活の知恵)を解説しています。すぐに自分で実践できる事ばかりです。
(3)眼科で受ける後悔しない目の治療
実際に受診する時に気をつけたい事、最新の治療法について解説しています。いざ目の病気になった時に、最先端の治療について知識がないと、間違った治療を受ける事になり、視力を失いかねません。目に不調が起きたら迅速に技術のある眼科医で最良の治療を受ける事が肝心です。
世界一の眼科外科医がやさしく教える正しい目の知識で治療と手術はもうこわくない!!
2022年1月20日 8:44 カテゴリー:書籍紹介
書籍紹介「誰も書けない『コロナ対策』のA級戦犯」 木村盛世 著
誰も書けない「コロナ対策」のA級戦犯
木村盛世 著 ISBN978-4-299-02383-4
新型コロナ発生から約2年間、日本のコロナ対策は大きく変わる事がなかった。分科会、感染専門医、日本医師会、メディアは恐怖を煽り続け、国民に「自粛」を強要した。政府、厚労省は彼らを統制できず、倒産や自殺・うつ病の増加、子どもたちへの影響など“自粛の副作用”を考慮していたとは言い難い。感染が拡大すれば「気の緩み」と責任を国民に押し付け、ポストコロナの絵図も描けない日本のコロナ対策。
1.約2年間で明白になった事実
(1)亡くなったのは2万人弱なので、1年当たりの新型コロナ関連の死亡者とインフルエンザ関連の死亡者はほぼ同等(1年間で約1万人)。
(2)「コロナ死」の8割超が70代以上で、若年層にとっては、季節性インフルエンザと同程度かそれ以下の脅威でしかない。
(3)人流の増減と新型コロナ感染者数の増減の関連性にエビデンス(科学的根拠)は存在しない。
(4)厚労省と分科会がその時点でわかっているエビデンスを国民に積極的に情報発信せず、同時にコロナに関連する日本人の様々なデータを積極的に取ろうとしなかった。
(5)重症者対応の経験に乏しく、患者の主治医にもならず、病棟にも行かない様な感染症専門医がエビデンスを無視した発信を繰り返した。
2.医療が逼迫してしまう原因
(1)国内の総病床数約160万のうちコロナ対応の病床は約3万床しかなく、全体のたった2%(病院の約8割が民間病院)。
(2)医療従事者の人手不足。2類相当の指定感染症である事がより拍車をかけている。
(3)医師免許を持った集団が自分たちの責任を放棄(医師法19条)。
元厚労省医系技官が明かす「感染症対策」と「医療行政」の旧態依然とした実態!!
2022年1月6日 8:41 カテゴリー:書籍紹介