ゴールデンウィーク期間の営業日のお知らせ
平素より格別のご愛顧を賜り、誠に有難うございます。誠に勝手ながら、弊社では下記日程をゴールデンウィーク休業とさせていただきます。
【休業期間】2021年 4月29日(木) 5月1日(土)~5月5日(水)
なお、2021年 4月30日(金) は営業しております。5月6日(木)からは通常営業となります。
4月30日以降は、FAX・メール・ホームページでのご注文は通常通り承りますが、発送は5月6日(木)以降となりますのでご了承ください。
ご不便をお掛けしますが、何卒ご了承くださいます様宜しくお願い申し上げます。
2021年4月24日 11:46 カテゴリー:お知らせ
書籍紹介「新型コロナとワクチンのひみつ」近藤 誠 著
新型コロナとワクチンのひみつ
近藤 誠 著 ISBN978-4-8284-2269-5
本書では、新型コロナウィルスの特徴から、免疫の仕組み、治療とクスリ、ついに接種が始まったワクチンまで、最新の研究論文を中心に重要テーマをわかりやすく解説しています。
1.ウィルスの特徴
(1)約3万個の「塩基」からなる一本鎖のRNAタイプで、2週間に一個の割合で塩基が入れ替る。従って、変異しやすい。
(2)ウィルスの突起部分は「スパイクタンパク質」で、それがヒトの細胞表面にある「ACE2」受容体に結合する事で細胞内に侵入する。
(3)「ACE2」受容体は鼻・咽頭・口腔など(上気道)の粘膜、小腸、肺、心臓、肝臓、腎臓、脳、膵臓などの多くの細胞に存在する。
(4)まず、ウィルスは上気道で数を増やし、その後、下気道(気管支・肺など)に移動して、肺炎を引き起こす(ウィルス性肺炎)。
(5)日本のPCR検査は40サイクル(ウィルス遺伝子を倍にする操作の回数)も回している検査所が多く、多数の「偽陽性」患者を生み出している。真に参考にすべきは感染者数ではなく、重症者と死亡者の人数です。
2.免疫との関係
(1)肺炎の重症化は、ウィルスが肺の細胞を傷つけるよりも、免疫細胞などが発する「サイトカインストーム」のせいとの考えが多い(治療に解熱剤を使用するとさらに悪化する)。
(2)サイトカインストームによって①肺細胞が傷つき ②他方で血管内に血栓が形成され心筋梗塞、脳梗塞などが発生する。
(3)抗体が作られても、抗体は血液中など細胞の外にしか存在しないので、細胞内のウィルスには無力。そこで、活躍するのが細胞免疫の「Tリンパ球」です。
3.ワクチン
(1)ワクチン接種でのポイントは①「有効性」「安全性」「必要性」の3要素ですが、今回のワクチンは開発から承認までの期間は1年未満(通常は5年~10年)なので、実力は不明。
(2)使用される「不活化ワクチン」では免疫活性をするアジュバントに問題があり「遺伝子ワクチン」は体のどの臓器・組織の細胞に届けられるか不明で「自己免疫疾患」を発生する可能性あり。
ワクチンを打つ前に知ってほしい本当の事!!
2021年4月15日 8:40 カテゴリー:書籍紹介
書籍紹介「疲れない人の脳」有田秀穂 著
疲れない人の脳
有田秀穂 著 ISBN978-4-8379-2824-9
疲労というのは、よく眠れば解消します。しかし、よく眠れない。そして、朝から体が重い、やる気が湧いてこない・・・。そこで、病院に行って検査をしても、身体的異常は見つからず「慢性疲労症候群」と診断名がつけられ、睡眠薬が処方されたり、「様子を見ましょう」という事になります。
なぜ、「何が原因かわからないのか」それは疲労の原因は体でなく「脳」にあるから。実は脳の疲労には「大脳の疲れ」と「心の疲れ」があります。パソコンやスマホなどのデジタル機器を長時間連続して使う事で大脳を酷使し続ける事により「大脳の疲れ」が発生します。一方、様々な心労(精神的ストレス)が積み重なり、大脳辺縁系(情動脳)の「扁桃体」が刺激され「不安・怒りの神経回路」は記憶(海馬)とつながりストレス状況から解放されても、ちょっとしたきっかけでストレス状況にいる記憶が思い出され、繰り返し「不安・怒りの神経回路」が刺激され続けます。さらに、「心の疲れ」は視床下部の「ストレス中枢」を活性化させ、副腎皮質からストレスホルモン(コルチゾール)が分泌され、「覚醒中枢」のセロトニン神経の働きを抑制します。
では、脳を疲れさせない、または、疲れない脳をつくるには、どうすればいいのでしょう。その鍵となるのが脳幹で作られる「セロトニン」でセロトニン神経を活性化するものは①太陽の光 ②リズム運動(歩行・咀嚼・呼吸)の二つです。
太陽光を浴びて体を動かせばセロトニン神経が活性化され、朝から夕方まで、慢性疲労を解消し怒りを切り替える「前頭前野」(人間性の脳)の血流が増加し、思考・記憶・意欲さらに集中力がスムースに発現します。夕方から夜までは「心地よいスキンシップ」であるグルーミングによって、脳内のストレスを解消(コルチゾールの分泌を抑える)するオキシトシンが分泌され、同時に、セロトニン神経も活性化されます。そして、夜からはセロトニンの残りから作られる睡眠物質のメラトニンの分泌により快眠が得られます。セロトニン、オキシトシン、メラトニンの3つの脳内物質を上手に増やすことが「疲れない脳」を作る鍵となる。
セロトニン研究の第一人者による「慢性疲労」を消す技術!!
2021年4月1日 8:51 カテゴリー:書籍紹介