《年末年始休業日のお知らせ》
《年末年始休業日のお知らせ》
誠に勝手ながら12/28(土)~1/5(日)まで年末年始休業とさせていただきます。
なお、ネット・FAXでのご注文・お問い合わせは承っておりますが、
1/6(月)より順次対応させていただきますので、予めご了承下さいますよう
何卒よろしくお願い申し上げます。
2019年12月23日 9:00 カテゴリー:お知らせ
書籍紹介「老化と脳科学 」山本啓一 著
老化と脳科学
山本啓一 著 ISBN978-4-7976-8042-3
超高齢化社会を迎えた今、老化研究はどこまで進んでいるのか?老化による脳の衰えや病気(記憶力の低下、認知症、睡眠障害など)を遅らせることができるのか?
本書は、細胞生物学者である著者が、海外の一流学術誌『ネイチャー』や『セル』などから老化研究の最先端情報を吟味し「脳を老けさせないため」に、いったい何が有効なのかを紹介しています。
脳の海馬神経細胞は歳をとっても増殖しますが、神経細胞間の接続(シナプス)が減少します。シナプスが減少するということはネットワークの更新がおこなえなくなるだけでなく、これまで作りあげたネットワークが壊れていくことを意味します。高齢になると新しいことを覚えられなくなるだけでなく、記憶の呼び起こしもうまくいかなくなる、すなわちボケるのですが、その原因はシナプスの減少なのです。さらに歳をとると海馬の神経細胞が老化し、ネットワークの崩壊も著しくなり認知症となります。また、物忘れの原因もシナプスにおける伝達性能の劣化だと考えられ、記憶がなくなったのではなく、そこへ到達する経路に問題が生じ、記憶していたことを意識の上に引き出すことができなくなった状態です。従って、常に脳を使って衰えさせないように、運動や人付合い、カロリー制限などを行うべきです。
さらに、細胞の老化を防ぐための食事とは「全カロリーの50%は炭水化物で摂り、肉より魚を多めにしてタンパク質を十分摂り、できるだけ植物油を使い、野菜、キノコ、海藻など食物繊維を多く含むものを食べる。そして、果物は毎食欠かさないことです。大事なのは、このバランスを維持して腹八分目に食べることです。コーヒーや緑茶は適度に飲んだ方が良いでしょうが、お酒はできることならやめましょう。
なぜ老いる?なぜボケる?
2019年12月19日 8:59 カテゴリー:書籍紹介
書籍紹介「西洋医学の限界」 岡部哲郎 著
西洋医学の限界
岡部哲郎 著 ISBN978-4-7762-1029-0
西洋医学は対症療法の医学です。悪くなった部分を取る、あるいは新しいもの、代用品になるものと取り換える、という外科的領域には一定の評価を与えることができるものの、薬を使った治療に関してはその限りではありません。率直に言って、不得意分野です。病状の進行を抑える。痛みを緩和させる。これが精一杯。西洋医学の薬を飲んで、病気になる前の健康体に戻すことはできません。正直、一時しのぎであり、ごまかしの道具にすぎないのです。
これに対し、中医学は「根本治療」を可能にする医療です。漢方薬を飲むことによって病気を完全に治し、健康体を取り戻すこともできます。しかも、最大の長所は良くなった後に薬を飲まなくても健康体を維持できる点。ここが、難病を患ったら死ぬまで薬を飲み続けることを強要される西洋医学との大きな違いです。さらに、副作用のリスクも抱えている。それが西洋医学の薬の実態です。
一方、中医学の漢方は「この病気には、この漢方薬」という日本漢方の方式ではなく、個々の性別、体格、体質、体調、病気の症状に合わせ、オーダーメイドで処方される“本当の漢方”を一度体感すれば、確実に世界観が変わるでしょう。また、中医学は問診が主体で最先端の医療機器を必要としませんので、漢方薬が多少高くなっても、西洋医学よりも医療費はかかりません。
特に、中医学に頼るべき代表的な病気は以下の通りです。
(1)緑内障 (2)Ⅱ型糖尿病 (3)認知症 (4)心不全 (5)骨粗鬆症 (6)重症喘息 (7)胃潰瘍 (8)耳鳴り(難聴も含む)
但し、白血病やⅠ型糖尿病などは西洋医学に頼らざるを得ません。
西洋医学の限界をしっかり理解して、オーダーメイドで処方される“本当の漢方”を試してみましょう。
西洋医学と中医学の両方に精通する医師からの提言!!
2019年12月5日 9:10 カテゴリー:書籍紹介